ACL大苦戦の三冠王者ガンバ大阪

日本代表監督がほぼ決定(内定)となったような報道がされています。このNEWJIスタッフブログでは何度も日本人監督を推薦、またそもそもこれまでのサッカーを振り返って方向性を決めてから監督を選ぶのが筋だということを述べてきました。 

しかし虚しくもNEWJIで発言した声などサッカー協会に届くはずもなく、そしてサッカー協会に聞く耳を持つ人はいなかったようです。

暴挙に出た組織に対し本気で改革する必要を感じていましたが、何も変わることなくロシアW杯へ再スタートするようです。 

今の流れだとワールドカップアジア予選で敗退するようなことになり兼ねないので、せめてブラジルワールドカップの敗因であるコンディション調整を今からして欲しいと思います。 

アジアで勝つことがどれだけ難しいか、第2戦を終えた2014三冠王者ガンバ大阪の成績と今後についてみてみましょう。

日本チャンピオン、まさかのACL2連敗

ACLで勝つ気が無かったとは思えません。マンチェスターユナイテッドと本気で戦った2008年CWCの舞台は、フロント、選手、サポーターが目指す場所であり、そのためにACLを制覇しなくてはいけません。 

結果だけを見ていると、予選2連敗を喫した2014年の日本王者。単なる王者ではなく、最高で最強の三冠を達成した日本を代表するクラブです。それ以上はありません。 

ACL第1戦
vs広州富力(中国) 

万博記念競技場(ホーム) 0-2 

ACL第2戦
vs城南FC 

炭川総合運動場(アウェー)
0-2 

三冠を達成したのにもかかわらず、2015シーズンの選手補強は少ないなと感じていました。

ユースからの昇格4名と以下の3名を獲得。 

赤嶺真吾 

小椋祥平

藤ヶ谷陽介 

三冠を達成したメンバーに多少の補強だけでACLを勝ち抜くと決めたのか、ACLへの力の入れ具合は選手獲得だけでは判断できませんでした。 

予選は残り4戦あるので、なんだかんだ勝ち上がるいつものパターンかもしれませんが、三冠王者のケツに火がついたことには変わりありません。

三冠賞金はいずこへ

ガンバ大阪は現在急ピッチで新スタジアムの建設を進めています。建設募金の目標金額達成までは2015年3月2日時点では残り508,326,810円。決して少なくはありません。 

Jリーグを制して2億円。天皇杯を制して1億円。ナビスコ杯を制して1億円。

合計4億円で獲得できるスーパーな選手はそこまでいませんね。

もしかしたら三冠獲得資金の一部はスタジアム建設募金に流れたのでしょうか。

とにかく、三冠を達成しても全くと言っていいほど財布が潤わない日本サッカー界。

ACLを制覇することは日本サッカー界にとっても素晴らしいことなので、ACL出場補強手当がJリーグ、もしくは日本サッカー協会から10億円ぐらい出す必要があるような気がします。それぐらいの価値はあると思います。

ACL常勝クラブになるためには

スタジアムよりも選手に投資

スタジアムをバルセロナのカンプノウ並みにしたところで、プレーする選手が二流の選手であれば9万人の観客席が埋まることはありません。 

バルセロナの選手は一流の選手が集まり、一流のプレーをすることでスタジアムを満員にし、スタジアムの魅力を最大限に引き出しているのです。 

ACLを獲りにいくには、2015の補強が若干手薄だったような気がしてなりません。

クラブの価値をあげる

クラブの価値を上げて、それを維持し続けなければなりません。Jリーグクラブの場合は企業スポーツが発展した過去があるため、メインスポンサーが変わることは非常に稀です。 

資本も親会社に操作されてしまい、サッカーを知らない人間がフロントに入ることも多々あります。そんな状況でもクラブは価値を上げ続けなければなりません。 

ガンバ大阪は2008年にACLを制した後、2013年はJ2に落ちています。そして、J1へ戻った2014年は三冠を達成しました。浮き沈みが激しすぎた結果、安定したチーム作りができていません。 

勝てなかったとしても負けない、ましてJ2に落ちているようではアジアを制することは難しいでしょう。常に優勝争いをする安定さ、しいてはクラブの価値を更に高める必要があるかもしれません。 

三冠の実績を武器にスポンサーからの収入を、これまでの2倍に増やす努力をする必要があります。勝ち続けることがクラブの価値を高めるのは間違いありません。

フロントの組織を強化させる

ガンバ大阪に限らず日本のJリーグクラブがアジアで常勝クラブとなるために、今はいい分岐点だと思います。 

日本サッカー界が築き上げたシステムは選手個人、代表の成果として確実に現れており、アジアでもトップを走り続けていました。しかし、それはもう過去のこと。 

ワールドカップ常連国の名もアジアでは欲しいままに勝ち得てきましたが、もしかしたら今後5大会連続で本大会の出場を逃す可能性もゼロではありません。 

育成の代表が勝てなくなり始めた。代表がワールドカップ決勝トーナメントに進めなくなった、さらにはクラブ単位でACLでも勝てなくなった。 

どうしましょうか。
お先真っ暗です。 

よく「Jリーグは最初の10年で選手がプロ化し、次の10年で指導者がプロ化した。次の10年で必要なのはフロントのプロ化だ」といわれています。 

まさに今ここの分岐点はフロントのプロ化であると考えています。表面だけのプロ化ではありません。結果を出せる本当のプロ化です。

それが、ゆくゆくは日本のサッカー界のためになり、代表の強化に繋がり、そしてACLを獲れるようになることは間違いありません。 

まずはマーケティング専門の部署を設置し、構造改革から始めてみてはいかがでしょうか。

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生田(榊)隆司
生田(榊)隆司NEWJI Founder
Soccer Owned Media「NEWJI」Founder。100万PVを目指して、日々妄想と執筆をしている。
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